キーリングは1958年よりハワイのマウナロア観測所で二酸化炭素濃度の計測を始めた。1960年までに濃度が季節的な周期変動をすることに確証を得て、1961年に、今日ではキーリング曲線として知られる、二酸化炭素濃度の長期的上昇を示す資料を作成した。このマウナロア観測所での大気中の二酸化炭素濃度の計測期間は世界最長であり、中間対流圏における長期的変動を示す信頼のある指標だと考えられている。この計測データによると、二酸化炭素濃度は1958年には315ppmであったものが、2005年には380ppmと増加している。観測記録を見るとCO2濃度は冬にやや上昇し、夏にやや下降する季節パターンを繰り返しながら、全体として着々と 増大していることが分かる。
キーリング博士は独自の観測装置を作り大気の観測を始めました。観測から10年後、観測データは季節の変動を繰返し着実に上昇している事を示していました。(Keeling curve chart)
「当時は温暖化の兆候などなかった。レベル博士は大げさな冗談を言っているのではと思いました。」生前談
アメリカ大気局スクリプト海洋研究所
マウナロア山の観測所
後半チャールズデビッドキーリングは、1997年7月に
ホワイトハウスの式典で当時の副大統領のアル·ゴアからの
特別功労賞を受賞しました。
彼は大気中の二酸化炭素を監視するに関連付けられてい
る優れた研究の40年以上のために名誉を与えられた。
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